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たかが知覚過敏?されど油断は禁物です!

2018年11月19日 【ブログ

こんにちは!福岡市中央区天神・警固の帆鷲デンタルクリニックです。

みなさん、”知覚過敏なんて、治療を受ければその場で治るさ!”なんて思っていませんか?

外部の刺激に触れ興奮した神経がクールダウンするには、ある程度の時間が必要。

丁寧な歯みがきを続けながら、少し気長に改善していきましょう。

 

知覚過敏は長らく”しみる症状はあっても歯のなかには炎症は起きていない”病気だと定義づけられてきました。

しかし歯科の研究者の間では、近年”知覚過敏”という病気に対する認識をあらためるべきだ”という考えが広まりつつあります。

”しみる症状がある以上、神経が興奮しているわけだから、ごく軽度で自然治癒するケースでも、歯の中になんらかの炎症が起きていると考える方が自然だ”というのが現在の考え方になってきています。

これは非常に説得力のある捉え方だと思います。

というのも、ふつうは即効性であるコート剤を塗って歯隙を遮断しても、しみる症状が消えるまでに数週間かかるといった、知覚過敏でよくあるケースの説明がつくからです。

刺激を遮断しても、神経の興奮はすぐにはすぐには醒めませんから、しみる症状が消えるまでにしばらく時間がかかるのは無理もないことだと納得がいきます。

一方、軽度のケースのような、おもに象牙質への刺激によって痛みが出ている場合には、遮断したとたんに痛みは止まるはず。

ですが実際には、しみる症状がしばらく続く場合もめずらしくありません。

即日の効果を期待している患者さんはとてもガッカリし、治療がうまくいかなかったのではないかと心配になってしまうでしょう。

 

知覚過敏は、ほんの軽い病気だと思われがちですが、実際には治癒するまで時間がかかるケースもまれではなく、治療ですぐに効果が出ないと、歯科への不信感に繋がりやすい面があります。

知覚過敏に関する新たな認識が社会の中に少しずつ浸透していけば、患者さんと歯科の間に信頼関係が育ちやすくなるのではないかと思っています。

 

今回は”知覚過敏の診断は意外と難しいものだ”というお話もさせて頂きました。

歯科医師が”この歯は知覚過敏だ”と診断し治療をするには、歯の健康を脅かすあらゆる要因を比較して検討することが必要だからです。

しかしこれを逆手に取れば、しみる症状の原因をつきとめることにより、病気の悪化を早期に防ぐことができます。

”たかが知覚過敏、されど知覚過敏”というわけです。

 

みなさんもしみる症状が気になったら、歯科医院で早めに診てもらいましょう。

軽い知覚過敏かもしれないし、歯ぎしりなどで歯が傷んでいるのかもしれません。

知覚過敏は歯からの信号。見逃さないようにしましょう。