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アルツハイマーと歯周病の関係について

2022年2月21日 【ブログ
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皆さまこんにちは☆まだまだ寒い日が続いている2月ですがお変わりないですか?

今日は少し怖いお話です(笑)

「アルツハイマー型認知症」って聞いたことありますか?

私たちのお口の中には、1000種類以上の細菌が100億個〜1兆個も住みついています。

その菌の種類の中で「トレポネーマ菌」というものが近年の分子生物学の進歩によって

恐ろしいものだと明らかになってきました。それがどうやら国内で増え続けている「アルツハイマー型認知症」に

大きく関わっているようなのです!怖い、、、

国内の約3600万人の高齢者のうち、17%近くが認知症を患い、その過半数がアルツハイマー型認知症だと言われています。

これらの人の脳に「ジンジバリス菌」と共に高率で見つかったのが「トレポネーマ菌」

ちなみに、この「ジンジバリス菌」は脳内に感染すると炎症物質が放出され、アミロイドβ(老廃物)が沈着し、

ベタベタのアミロイドβプラークとなり脳を萎縮させるのです。

アルツハイマー型認知症を減らすには、菌たちの棲家(すみか)である歯周ポケットを歯医者さんで

お掃除(歯石取り、定期的なメインテナンス、クリーニング)をし、やつらを追い出すこと!が大事ですよ☆

勝つためには敵を知れということで。。。最後にもう一度詳しくご紹介いたします!

【自己紹介】トレポネーマ菌さん

本名☆トレポネーマ・デンティコーラ

性格☆忙しく動き回り、じっとしていられない。冒険好きで体のあちこちに出かける

得意技☆細かい体をきりも運動させ脳に入り込むこと

たどり着いたところに、棲みつくと分裂して仲間を増やすこと

きりもみ隊長として、歯ぐき→血管→脳へ!

さぁ、皆さん私たちと一緒にこの敵たちに打ち勝ちましょう☆