ホワイトニングの漂白効果の主体は?
2017年4月6日 【ブログ】
こんにちは。
福岡市中央区 薬院・警固・赤坂エリアの歯科医院、帆鷲デンタルクリニックです。
今回も、ホワイトニングについてのお話をさせていただきます!
ちょっと今回は、専門的な話になるので、参考程度に読んでください(^-^)
ホワイトニングをすると、なぜ歯が白くなるのでしょうか?
ホワイトニングにおける漂白効果の主体は、過酸化水素から発生する活性酸素です。
この活性酸素が、歯に付着した有機質汚れに作用し、脱色・分解が起こりますが、石灰化度や表面性状といった歯質の条件によって白さの発現が異なってきます。
例えば、加齢に伴い、象牙質の密度、厚みが増し、エナメル質では石灰化が亢進し透明化していきますが、亀裂や咬耗なども増えます。
一般に石灰化の亢進は薬剤の浸透を妨げますが、逆に亀裂の増加は薬剤の通り道となりえます。
また、現在の歯の色は食事や喫煙などによる外因性の着色の汚れによるものなのか、それともテトラサイクリン系薬剤に代表されるような、内因性の変色によるものなのかは、ホワイトニング材の選択、適用方法を判断する上で重要な要素となります。
今回のお話は少し難しかったので、また改めて、噛み砕いてご説明しますね(^-^)