歯のメンテナンスについて
2015年5月22日 【ブログ】
皆様こんにちは。福岡市中央区天神・警固の帆鷲デンタルクリニック、院長の帆鷲です。
今日は、歯のメンテナンスについて、お話させていただきます。
皆様は、歯の治療が終わったら、それで達成感を感じて、その後は歯医者さんに通わない、という方がほとんどではないでしょうか。
ちょっと待ってください!
その後もメンテナンスをしに歯医者さんに通いましょう!
なぜ、痛くもないのに歯医者さんに、行くのでしょうか?
それは、普段から歯医者さんでメンテナンスすることが、
”大切な歯” + ”体の健康” + ”お財布”
をずっと守ってくれるからです。
データによると、
定期検診を受診している人は、80歳で平均約25本の歯が残っているのに対し、問題があるときだけ受診している人は、ほとんど歯が残っていない、という結果が出ています。
他の国と比べると…
80歳の残存歯数
スウェーデン 20本
アメリカ 17本
日本 8.8本
定期検診を受けている人の割合
スウェーデン 90%
アメリカ 80%
日本 2%
となっており、海外ではメンテナンスが当たり前で、そのことによって、80歳の時点での残存歯数に日本と大きな差が見られます。
このように、歯を残すためにはメンテナンスがいかに重要か、ということがわかっていただけるのではないでしょうか。
また、残存歯が多い人と少ない人では、医科医療費にも大きな差が見られます。
残存歯が20本以上の人は、1年の医科医療費が341,500円なのに対し、残存歯が0〜4本の人は、517,400円と、約1.5倍になるそうです。
このように、歯のメンテナンスは、お財布にもやさしいということになりますね。
当院では、3ヶ月〜半年の間隔での定期的なメンテナンスをおすすめしています。
定期検診を受けて、健康なお口の状況を少しでも長く保ちましょう!