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歯周病とからだの病気

2019年9月22日 【ブログ

こんにちは、福岡市中央区天神警固の帆鷲デンタルクリニックです。

 

お口の病気である歯周病。実は全身の健康にも影響することをご存知でしょうか。

歯周病が関与すると考えられている病気はいくつもあるのですが、今回は、長年の研究からとくに関連性が高いと考えられているものを取り上げ、歯周病の果たす役割をご説明します。

お口の病気である歯周病が体の病気に関係するという話は、みなさんも耳にしたことがあるでしょう。

歯周病が全身の健康に及ぼす影響は、長年、国内外で研究されてきました。

歯周病菌自体が直接的に悪さをすることもあれば、歯周病菌が起こす炎症が引き金となって、全身の病気に拡大することもあります。

 

特に関連性が高いと現在考えられているのは

①動脈硬化とそれに伴う脳梗塞・心筋梗塞 

②糖尿病 

③誤嚥性肺炎 

④早産、低体重児出産です。

 

①歯周病菌の死骸が脳梗塞や心筋梗塞を起こす?!

脳の血管が詰まって起こる脳梗塞。

心臓の血管が詰まって起こる心筋梗塞。

どちらも命取りになりかねない恐ろしい病気です。

歯科では、これらの病気と歯周病との関連が昔から研究されてきました。

まずは血管が詰まる仕組みをお話しします。

血管が詰まる主な要因である「動脈硬化」は、一般には「血管の内壁にコレステロールが蓄積し、脂肪分が沈着する」ことで起こります。

血管内壁に、お粥やヨーグルトのような塊(粥腫、アテロームプラーク)ができるのです。

この塊は、厚くなると血管を塞ぐだけでなく、破れることがあります。そうすると血流に乗って心臓や脳の血管に達して血栓となり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こします。

これと似たようなことが、進行した歯周病でも起こり得ると考えられています。

まず、炎症を起こした歯ぐきから入り込んだ多数の歯周病菌が、血流に乗ってからだをめぐります。

それらは血管の内壁に入り込んで堆積します。

すると、「細菌が集まっている、大変だ!」とマクロファージなどの白血球がやって来て、歯周病菌を食べます

。食べたあとは、死骸となってその場に残ります。

これが粥腫のようになって、動脈硬化を起こして血液の流れを阻害する、さらには破れて血液により運ばれ血栓となる、というのが現在想定されているメカニズムです。

実際、動脈硬化を起こした血管の粥腫から歯周病菌の遺伝子が検出され、因果関係が注目されています。

次回は②歯周病による糖尿病悪化のメカニズムについてご説明します。お楽しみに!!!! ^^) _旦~~