歯髄炎とは?
2015年7月14日 【ブログ】
みなさんこんにちは。福岡市中央区天神・警固の帆鷲デンタルクリニックです。
本日の担当は大松です。
みなさん、急に歯が痛み出して夜も眠れなくなったなんてことはありませんか?
そんな歯の痛みのひとつに「歯髄炎」があります。
歯髄炎とは、神経のある歯に起こる炎症のことです。
歯の中には神経と血管があり、この部分を「歯髄」と呼びます。歯の内部の痛みの感覚を生み出す元の部分はこの「歯髄」の部分です。歯髄に虫歯など何らかの刺激が加わることによってこの炎症は起こります。
⚫︎何もしていなくても痛みがある。
⚫︎甘い物や冷たい物、熱い物、酸っぱい物を食べると痛む。
⚫︎歯を噛み合わせると痛む。
⚫︎不快感、違和感がある。
などの症状がありますが、時には自覚症状がないことも。。
以上の症状がさらに進行すると、歯髄は壊死して何も感じなくなります。
軽い歯髄炎の場合は、歯髄への刺激をなくせば回復へ向かいます。同じく軽度〜中度のむし歯であれば詰め物をすればおさまります。しかし歯髄炎の程度がある一線を越えると、元には戻らなくなることがあります。
初期の歯髄炎であれば、お薬で歯髄の炎症を抑えられる場合があります。歯を守るためにも定期的に受診をして、異常を早めに見つけることが大切です。