歯石取りを定期的に行いましょう。
2016年6月7日 【ブログ】
こんにちは。
福岡市中央区天神・警固の帆鷲デンタルクリニック赤坂南です。
今回は、歯石取りについて書いていきたいと思います。
まず、なぜ歯石を取らなくてはいけないのかと思っている方いらっしゃると思います。
歯石とは歯の周りについている石のようなものです。しかし、実は歯石はただの石ではなく、そのままにしておけば歯が歯周病で抜けてしまう場合もあるのです。
歯石は歯周病の原因である細菌の住みかなのです。今回は歯石がなぜできてしまうのか、そして取らなくてはいけない理由について説明していきます。
1、歯石を取らないといけない理由
歯石自体は石なので悪いものではありません。
歯石は軽石のように小さな穴が空ていて、そこを住みかに細菌が繁殖し、毒素を出します。
その毒素が歯茎を腫らせたり、歯の周りの骨を溶かす歯周病の原因になります。歯石の中の細菌は歯磨きなどでは取れないので、歯石ごと細菌を取る必要があります。
歯周病は糖尿病、心臓病、脳卒中、慢性腎疾患、肺炎、骨粗しょう症、癌および早産などの合併症を伴うことがあります。
そのため歯周病を改善することはとても重要なことであります。
2、歯石取りを行なうタイミング
・3ヶ月に1回は定期検診を受ける。。
ブラシの状態も良く、短い期間で定期的に歯石を取っている方は直ぐに1回で全ての歯石を取ることができます。
プラークも少なく、歯茎からの出血も少ないため、歯石も柔らかく、直ぐに取ることができます。
3、歯石の予防
・毎日歯ブラシやフロスを使ってプラークを落とす。
・出血のない歯茎を保つ
・定期的に歯医者に通う。
最近歯医者に通われてない方、ぜひこのブログを機会に行かれてくださいね!